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マグロ選びの未来を変える 冷凍ビンナガの脂のりをAIで解析

静岡市で開かれた海洋産業関連の展示会で、冷凍ビンナガの脂のりを超音波AIで解析する自動検査装置が公開されました。この技術は、ビンナガで世界初となる非破壊での脂質選別を可能にしたものです。従来の尾切りによる選別と比べ、検査時間を最大80%短縮できるうえ、化学分析の結果から精度がより高い事も確

自動物流道路の実証実験へ 深刻な人手不足に対応

高速道路の地下や中央分離帯に専用レーンを整備し、自動カートで荷物を運ぶ「自動物流道路」について実証実験を行うことを、国土交通省が発表されました。2030年代半ばには、東京~大阪間の一部区間での導入を目指します。トラック運転手の不足が深刻となる中、2030年には約9.4億トン分の輸送力が不足

環境配慮と耐久性を両立した新型フロートで、カキ養殖の課題解決へ

カキ養殖のいかだを海面に浮かべるために使用される発泡スチロール製フロートの開発が進んでいます。カキ養殖ではフロート流出や破片が大量に海上へ散乱するゴミ問題が背景にありました。新開発したフロートは、従来のものより発泡倍率を調整し、圧縮強度を1.2倍に向上させました。加えてフロートを守る強化カバーは従

超低温冷凍マグロを活用した需給調整~脱炭素へ向けた新たな一歩~

冷凍マグロそのものを保冷材として活用し、冷凍機の電力消費を一時的に抑制することで、電力供給の調整に役立てる取り組みが始まりました。この取り組みは、電力の調整が必要なタイミングで、電力会社が冷凍機へ指示を送り、超低温庫で利用されている空気冷凍システムを制御し、同社管内の電力需給バランスを調整

二酸化炭素再利用による新たなサーモン飼料

精錬工場から排出される二酸化炭素を、養殖サーモンの飼料に利用する研究が進められています。微細藻類が二酸化炭素を吸収し、その藻類をサーモン養殖の飼料として使用する取り組みです。現在、この飼料を使用し、稚魚から水揚げサイズまでのサーモンの育成試験が進められています。技術的な課題はありますが、サ

鮮度保持技術の進化~水産用バリア包材で広がる可能性~

品質保持に優れた水産向けバリア包材の提案が注目されています。実際に消費期限の延長が可能なのか、従来の包材とバリア包材を使用したマグロによる検証が行われました。保存期間4日目には差はありませんでしたが、7日目になると生食可能かを表す数値に5%の差が生まれました。10日目にはどちらも生食不可の数字にな

飼料添加型ウミシラミ対策による持続可能なサーモン養殖への一歩

アトランティックサーモン養殖において長年の課題であるウミシラミ対策として新しい飼料添加型の対策法が開発されました。ウミシラミに対する年間コストは40億円を超え、さらにこれまで使われてきた薬剤に対する耐性も高まってきており、課題となっていました。そこで、従来とは異なる飼料添加型でのウミシラミ対策を行

世界へ広がる日本産サーモン──高品質養殖と最新技術の今

“世界で勝てる”日本ならではの高品質なサーモンの海面養殖が各地で行われています。価格などの影響で、国内ではコロナ禍以前10万トン程度あった消費量が、現在6万トン程度まで縮小傾向にある国産サーモン市場ですが、海外での需要は上昇傾向にあります。生鮮での出荷に加え、冷凍技術の発展により解凍後に刺

日本のAI技術を世界のマグロ産業へ

AIを使ったマグロの目利き技術が海外へ進出。国内で実用化されたばかりの技術ですが、他のマグロ漁業国への導入が期待されています。今回のAI目利きはマグロの尾の断面画像と、ベテラン職人たちが評価したデータを収集し、AIの技術によって、瞬時に3~5段階に評価されます。主に冷凍マグロを使って実用化され、す

トランプ関税

トランプ米政権の発足から約三か月が経ち、相次ぐ高関税政策で世界を翻弄し続けていますね。各国は、関税率引き下げ、減免措置を求めて米国との交渉を本格化させています。一方で貿易相手の多角化を進める「米国離れ」の動きも出始めているようです。例えば、メキシコはEUとの自由貿易協定の改定で合意、カナダはトラン

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