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世界へ広がる日本産サーモン──高品質養殖と最新技術の今

“世界で勝てる”日本ならではの高品質なサーモンの海面養殖が各地で行われています。

価格などの影響で、国内ではコロナ禍以前10万トン程度あった消費量が、現在6万トン程度まで縮小傾向にある国産サーモン市場ですが、海外での需要は上昇傾向にあります。生鮮での出荷に加え、冷凍技術の発展により解凍後に刺身として食べてもおいしい状態で流通が可能になり更に需要は強まりそうです。

コスト面で難しい国内で発眼卵生産や、飼料調達などがネックではありますが、飼料の遠隔給与など最新システムを導入し、より高品質なサーモンの生産の為の養殖技術開発は日々進歩し続けています。

最新技術を駆使しながら日本の海で養殖されたサーモンが世界へと広がっていくことに今後も注目です。国内で海面養殖されたサーモンの水揚げが最盛期を迎えるこの時期、様々なレシピでサーモンを美味しく食べて楽しんでみてはいかがでしょうか。

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