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サンマで市場明るく 大型サイズ再来に関係者期待

今シーズンのサンマ漁では、大型サイズの水揚げが増えています。不漁が続く近年は、獲れても痩せた細身が中心でしたが、かつて多く見られた大ぶりのサンマの再来に、水産関係者からは喜びの声が上がっています。

今年は大型船が例年より10日早く出漁し、小型ばかり獲れる例年と比べて身の大きいサンマが水揚げされています。国の研究機関によれば、サンマが春先以降の回遊期に十分な餌を得られたことが要因と考えられています。しかし、来遊量自体は不漁である前年並みの低水準とみられています。

市場関係者によると、8月下旬の中心サイズは前年の約1.4倍と大きく、太っていて脂ものっており、自信を持って勧められると評価されています。今年も漁獲量は少ないままですが、大型サイズの水揚げが続いており、秋本番に向けて水揚量が増えることが期待されています。

大型サンマの増加を追い風に、秋本番の漁に向けて市場は活気づいています。

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